まちなか散歩帖

2018年08月22日 熊野神社

先週土曜日の朝方、まちあるきの受付に早めに着いたのでご近所を散策しました。大門南方(大門町は国道406号線を境に「大門上」と「大門南方」とに分かれている)にある熊野神社では、毎年8月17日に行われる秋季例大祭が今年も行われた模様です。

 

 

ほころびやすい旗の角。補強のための縫い目模様がきれいでした。

うまく表現できませんが、なんかかっこいい。

 

 

週刊長野のアーカイブ記事を読んで初めて知ったのですが、この熊野神社のお祭りは長野市内の秋祭りのなかでもトップバッターらしいです。そして祀られている熊野権現さまは「オールマイティーな神様」なのだとか。

週刊長野は信濃毎日新聞の土曜折込に入っている長野市内、飯綱町、信濃町、小川村限定配布の無料新聞なのですが、まちのことに関する情報量がはんぱなくてとても勉強になります。今回の記事は、徳武康彰さんの「足もと歴史散歩」を参考にさせていただきました。

 

 

※上記の文中にリンクを貼りましたが、リンク切れになったらもったいないので以下、「週刊長野記事アーカイブ」より引用

長野市内で秋祭のトップバッターを務めるのが大門町の熊野神社だ。お盆が終わると翌日の8月17日、地元の氏神さんとして、今年も神主のお祓いが行われた。

神楽も踊りも獅子舞もない。神事の後は、町内一同そろって直会(なおらい)をする。健康や商売の弥栄(いやさか)を祈り、絆を深める…。文字どおり、氏子信仰の原形のようだ。

善光寺の参道西側に面しているが、間口2メートル弱で境内もないので見逃してしまう人が大半だ。気が付いても「なぜ、お寺さんの参道に熊野が…」と首をかしげる人が多い。

全国で一番多いのが諏訪神社で6000社以上。熊野をルーツとする神社も3000社以上といわれる。「熊野に縁ある」と伝承される小さな祠や樹木、巨石、珍石などを数えれば何万という数になるはずだ。

古絵図を見ると、かつて諏訪社と熊野社は善光寺の境内にあった。熊野の「浄土信仰」が室町時代以降、善光寺街に波及していた名残だろう。熊野修験者や熊野比丘尼(尼・芸人)が門前を闊歩していたとうかがえる。

「この神社の御利益は何ですか」

「熊野権現さまですよ。オールマイティー、なんでもOKですわ」

北隣の薬局・永寿屋さんの母堂・北沢登志子さんの答えだ。

「軒下の組物彫刻は左甚五郎の作といわれています。旧社殿から移したもの。社殿の下には”神護石”が埋まっていますから、祈ればなんでも成就します」

「して、その石とはどんなもの?」

「社殿は以前、西南裏の鐘鋳(かない)川の淵に鎮座していたのですが、1962(昭和37)年、長野信用金庫の本店(現大門町支店)を拡張するために、今の場所にお移ししたのです。その際、ご覧になった方も多くは鬼籍に入られて…。石が金剛石か瑪瑙(めのう)石か、私は拝見していませんが、当時の神職さんはきっと目撃しているはず」

熊野神社を門衛のように抱えているのが長野信金だ。この地の古い旅館建物を店舗にして、創業したのは23(大正12)年9月1日。なんと関東大震災の当日だ。それから幾星霜。昭和の大恐慌、第2次大戦、戦後の経済混乱、景気の盛衰を乗り越えて、県内庶民金融の雄に発展した。

大揺れのなかで誕生したから、多少の転変にはびくともしない堅実さを誇る。神護石の御利益はまざまざというところか。

(2011年8月27日号掲載)

 

熊野神社

2018年08月21日 オープンアトリエ「風の公園」

上千歳町にあるオープンアトリエ「風の公園」では、一昨日までTOMOYAARTSさんの絵画展が開催されていました。

 

 

TOMOYAさんは、かつて弊社が運営していた「権堂まちづくりセンター」の窓に絵を寄せてくださったり、そこでライブペインティングをしてくださったり、長野七夕祭りの装飾制作に携わられていたこともあった方で、ちょうどそのタイミングと入社が同時期だった私は作品を見るだけで勝手にノスタルジーにかられてしまいました。

 

 

▲「長野七夕まつり」権堂アーケード装飾(2012年)

▲「長野七夕まつり」ごん堂広場に設置した織姫と彦星のモニュメント(2012年)

 

2012年の初版以来好評で、今年3月には3バージョン目が発行された『古き良き未来地図』の原画も会場には展示されていました。

 

 

善光寺門前界隈~長野駅周辺エリアで、昔から使われてきた建物に新たな息吹を吹き込んで使ってらっしゃるお店などが紹介されている冊子です。

 

 

入社当時は土地勘がうっすらしかなくて、常にコピーを手元に置いてお客様からのお問合せや自分のまちあるきに使っていたなぁとか、またいろいろな思い出が蘇りました。今いる空間を忘れて自分の原風景に浸ってしまうような、不思議な魅力がTOMOYAさんの絵にはあるような気がします。

窓の向こうに広がる草むらも作品とあいまってきれいでした。

 

 

帰りにアトリエの外でちょっと立ち話した際、「これ(草)すごいですよね~」とTOMOYAさんがおっしゃるので、条件反射で「雑草ってすぐ伸びるんですよね」とつぶやきそうになった私。でも、「アート、ですよね!」と心からの笑顔でTOMOYAさんが言葉を続けられたので、自分の頭にたらいが落ちてきたような衝撃を受けました。

どんなに取り繕っても普段自分が考えていることや習慣にしていることはぽろりと出てしまうもので、全然かっこつける感じじゃなく「アートですよね!」と表現されたTOMOYAさんは本当に素敵な方だなと思うわけであります。

 

オープンアトリエ「風の公園」

2018年08月20日 門前の昼下がり

みなさま、今日もおつかれさまです。ありがとうございます。

 

 

 

かどの大丸

 

太平堂

 

2018年08月17日 季節の店頭

1~2週間前の権堂の八百屋さんと、新田町の「しゃれもんはうす」店頭。

このシーズン、長野はくだもの祭りです。

大きくて熟れてて甘くて、口いっぱいに頬張るとしみじみと幸せがこみ上げます。

長野に住んでてよかった~と思う瞬間です。

 

▲権堂の八百屋さん(名前はおそらくない)

 

▲新田町のしゃれもんはうす

 

しゃれもんはうす

 

2018年08月13日 門前の編集者に会いにいく

今週土曜日(18日)は「ながの門前まちあるき」があります。

まちなか(固く言うと中心市街地)で暮らしや仕事を楽しんでいる方々が毎月ふたり登場し、それぞれの視点やテーマで街並みを案内してくれます。

今回の案内人は、西後町にあるWebサイト企画・制作・運用会社、株式会社JBNの稲田英資さん。「門前の編集者に会いにいく」と題し、門前から雑誌やフリーペーパー、CDなどを世に送り出している編集者の方々に会いに行きます。

 

 

写真は以前行った中沢さんのまちあるきのときのもの。奥に写っている建物が今回のコースにも入っているネオンホールです。案内人、稲田さんはこちらを「月刊のフリーペーパーを百号以上出し続けたり、演劇のパンフレットを出したり、音楽アルバムを出したり。実は豊かな編集スポット」と紹介されています。

こちらでお話を伺う大沢夏海さんは、実はまちあるきのパンフレットも毎号作っていただいている方で、文字もイラストも絵も描けて、文章も書けて、写真も撮れて、ウェブにも詳しくて、楽器も弾ける。たぶんほかにもいろいろできそうな方です。

他のコースでもお話を伺うのはそうそうたるメンバーで、どんなお話が聞けるのか個人的にもとてもとても楽しみにしています。しっかり記録係の役目を果たせるか不安。

 

8月18日(土)9:00-11:00

門前の編集者に会いにいく

案内人:稲田英資(株式会社JBN)

門前にはさまざまな編集者がいて、彼ら彼女らが生み出す雑誌やフリーペーパーやCDもあって。それもまた、ぼくたちが暮らす街の要素のひとつで。そんな編集者たちに会いに行きます。

【コース】
信濃毎日新聞(編集室いとぐち代表 山口美緒さん)→ch.books(島田浩美さん)→JBN→ネオンホール(大沢夏海さん)→ナノグラフィカ(清水隆史さん)

【定員】
各回10名(要予約)

【参加料金】
1000円(学生500円)+飲食代実費

【集合時間】
開始時刻の10分前

【予約・お問合せ】
090-1553-1485(まちくらしたてもの案内所)
(受付 午前9時〜午後6時)

【当日集合場所】
東町ベース(長野市東町146-3)

※まちあるき中の体調管理や事故、トラブルに関しては自己責任でお願いいたします。
※小雨決行、荒天中止

【企画協力】ナノグラフィカ
【主催】長野市中心市街地活性化協議会
【運営協力】まちくらしたてもの案内所

 

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