11月23日(日・祝)、えびす講に沸く長野市の西鶴賀で「空き家探検ワークショップ~東西鶴賀編~」を開催しました。
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主催者「長野市中心市街地活性化協議会」事務局の(株)まちづくり長野タウンマネージャーの越原氏から開会の挨拶。
「空き家活用は先人達が作り上げてきた街並みを引き継ぐことであり、町の個性を守ること。みんなで町のことを考えて話し合っていく過程がコミュニティの再生にもつながり、この「まちの個性」と「コミュニティ」の両輪を回していくことが大切」という趣旨のお話しがありました。

次に共催者である「長野県建築士会ながの支部」の久米支部長から「本日の流れ、手順、タイムスケジュール」などの共有があり、

早速A~Dチームに分かれて自己紹介と本日の「空き家探検」ルートの作戦会議を行った後、東西鶴賀へ出発。チームにいる地元の方のお話しを伺ったりしながら、気になる建物や「空き家かな?」という建物、最近のお店事情などなどをチーム内で話して地図とカメラで記録していきます。

やっぱり魅力的な東西鶴賀の街並み。
歩き出すと気になる景色や建物がたくさんあって「このペースでやってたら終わらないね(笑)」という感想や「ペース上げますよ!(笑)」とはっぱをかけるリーダーの姿もちらほら見られました。
「じっくり見ると空き家ってこんなにたくさんあるんですね」
なんて声も参加者の方から挙がっていました。


1時間半ほどで会場に帰宅し、チームごとに話題に挙がった建物を模造紙上に写真でピックアップ。「こんな活用ができたら素敵だね」「こんな雰囲気がまちには合いそう」など感想とともにまとめました。



その後、チームごとに発表してみんなで内容を共有。
「この建物が素敵だった」「こんな使われ方をしたら良いのではないか」という感想がおもしろいくらいチームごとで重なる部分があって、それもまた興味深かったです。

締めの挨拶は、長野県建築士会ながの支部まちなか特別委員会の内山副委員長から。空き家活用は時間も手間もお金もかかるけれど、点から線へ、線から面へと広げていく「西鶴賀エリアリノベーション」にはこういうことを地道に続けていくことが一番大切というお話しで閉会しました。

今日得られた空き家物件情報は、今後、出店などの問い合せがあった際のデータベースとして事務局で保管し、所有者情報など、地元の方と別途情報共有も行いながら建物と人をつなげる足がかりにしていきます。
みなさんお疲れさまでした!



