まちなか散歩帖

2019年01月29日 十念寺のつぼみ

先日、まちあるきで西後町の十念寺に立ち寄りました。十念寺は今から800余年前に善光寺参拝に訪れた源頼朝によって建てられたお寺です。

寒い日でしたが境内の木(名前は知らない)の枝には膨らんだつぼみが。

つぼみをみるとなんだか謎の期待感でいっぱいになるのは私だけでしょうか。そして春になってまだほやほやの柔らかい緑色の葉がつきだすと、はじまる!と謎のエネルギーがわいてきます。

ちなみに十念寺にある「大佛堂」には出世大佛なる大きな金色の大仏様がいらっしゃいます。

お参り(大佛堂の扉は開いているのでいつでも参拝可能)の際は、大仏様の指先から紐でつながった鐘をぜひ鳴らしてみてください。

たぶんびっくりするくらい鳴りません。

願いを絶叫しながら鐘にぶつける勢いで、全身全霊の力を込めて打ち付けましょう。そうやってはじめて穏やかな「ご~ん」が聞こえます。我々の本気度が試される鐘です。

ちなみに本堂では春から秋にかけて参加自由の朝のお勤めも毎日行われています。境内にはほかにもお社があり、「福」と「高禄(財運)」と「長寿」の三徳をつかさどる神「福禄寿」も祀られており見所が満載。

私はお参りした翌々日から子供のインフルエンザをもらってしまいましたが、熱も上がらずうっすら具合悪い程度ですみました。

 

十念寺